最近「三年振り」という言葉をよく聞くようになった。それはコロナ感染症が爆発的に流行し、色々な行事が中止されたからだ。それからようやく落ち着いてきたので中止になっていたイベントが復活したのだ。ここ三年間お祭りの殆どは中止になり、色々なフェスタも中止され運動会や修学旅行なども中止になった。その為行くところがなくなり、人々は家にじっと籠る事が多くなった。友人たちなどで集まり飲み会をしたり、バーベキュー大会をすることもなくなった。クラス会や同窓会なども中止。親しい人達との旅行も周りの目を気にして中止。実家に里帰りや遠出なども出来なくなった。授業や会議も感染予防の為にZOOMになり、直接会話することもなくなってしまって、人はどんどん孤独になっていった。しかも外へ出る際マスクが必須アイテムとなり、会話をする時も聞きとり辛かったり、益々人間関係が希薄になっていった。しかしコロナ感染症のピークが過ぎ、そろそろ色々なものが解禁になってきている。それはお祭りであったり、スポーツイベントだったりコンサートしかりである。

 先日『小戸地区大運動会』というものが開催された。宮崎市の小戸地区の住民全員を対象に運動会をやろうというものだ。これも三年振りである。といってもそれまでそういう運動会があるなんて知らなかったし、知っていても行かなかっただろう。しかし今回はどういう訳か家族全員参加しようということになった。それはきっと何かみんなと一緒にやってみたいという気持ちがあったからだと思う。

 当日行ってみるとヨチヨチ歩きの子どもから私よりだいぶ年配の人まで大勢参加していた。段ボールを筒状にして子どもが中に入り速さを競う段ボール転がし。お年寄りがコーンをボーリングのピンに見立て当てるゲーム。パン喰い競争。玉入れなど実に色々な種目が用意されていた。玉入れをやってみたが一個も入らなかった。コントロールには自信があったがやはり年には勝てないということだろう。この運動会の為のボランティアの方のは本当に一生懸命だった。おそらく初めて参加する方も多かったに違いない。会を進行させるのも大変だっただろう。何せ幼児からお年寄りまで参加しているので、怪我などしないようにかなり気を遣われたと思う。それにしてもこれだけの準備をするには何日もかかったことだろう。そういうボランティアの人達に感謝の一日であった。景品もたくさんあって実に楽しい運動会だった。そしていかに人と交流することが楽しいことなのかにも気が付かされた。又来年も行きたい。