汗かきの私はスイカ大好き人間である。夏になりスイカが出始めるとウキウキしてくる。昨年までは分娩を取り扱っていて給食があった。だからスイカは業者が美味しいスイカを選んで持ってきてくれた。しかし今年は分娩を取り止めたので給食もない。
そこで自分で選んで買わなくてはならない。美味しいかどうか分からないので、中々一玉そのまま買う勇気がない。そこで8分の1カットにしてあるスイカを買うことにした。ラップに包んであり中身がよく見え糖度が表示してあるので安心である。いつもは12度以上あるのだが今年は甘いのが中々なく、糖度は10.5度と書いてあるのしかなかった。一切れ300円位である。まぁ大ハズレはないだろうと思い買うことにした。帰って早速食べてみた。あまり甘くないがまぁまぁの味である。だがスイカ好きな私にとっては物足りなりない。しかし大好きなスイカを丸ごと1個買いたいと思ってもスーパーでは中々売ってない。
先日山之口の道の駅に寄ったら、スイカが店頭に置いてあった。普通のスイカではなく小玉スイカである。4つ並んでいたので、どれが美味しいのか選ぶことにした。素人考えであるが、中身が詰まっていれば鈍い音がするはずである。1つ1つ叩いてみた。4つとも違う音がする。その中で一番鈍い音がしたのを買った。1個1000円である。ワクワクしながら家に持ち帰った。
すぐ冷蔵庫にいれようと思ったが、小玉スイカといっても直径は20cm位あり、そのスペースが確保出来ない。それで今まで入っていた中身を他の冷蔵庫に押し込み、スイカの場所を確保した。次の日の朝家内が「誰?スイカを冷蔵庫に入れたのは!」と少し怒った口調で言った。「だからスイカって嫌いなのよね。こうやって冷蔵庫を占領して、他のものが取り出せないでしょ。何故いつものスーパーのカットされたのを買ってこなかったの?」。
そうは言ってもスイカを丸のままで冷やして食べるのは私の夢なのである。しかし冷蔵庫は家内の支配下にある。ちょっとでも中に入っているものを動かすと怒られる。家内にとっては扉が閉まっていても、冷蔵庫の中の配置は頭の中に入っている。だからちょっとでも動かされると頭にくるらしい。
ところで美味しいスイカの選び方を知っていますか。まず黒の縞模様がはっきりしていること。叩いて「ポンポン」という音がすること。蔓が緑色で回りが盛り上がっていること。スイカのお尻部分のおへそが大きいことなど。食べるタイミングは収穫してからなるべく早い方が良いそうです。参考にしてみて下さい。