画面一杯にひまわり畑が広がる。その向こうには抜けるような青空。『ひまわり』という映画のワンシーンである。マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンの淡い恋が描かれた映画だ。そこに流れる哀愁あるピアノ曲がいつまでも耳に残る。今もこの大地に咲いているのだろうか?あのひまわり達。きっと今年も咲いていることだろう。しかし今年は寂し気に悲し気に咲いているに違いない。

 このひまわりの大地と青空をモチーフにしたのがウクライナの国旗だ。今までウクライナの国旗がどんな色なのかは全く知らなかった。しかしロシア侵攻からその色を知らない者はいないだろう。実に鮮やかな青と黄。こんな鮮やかな国旗を見たことがない。

 ウクライナはロシアの西側に位置し、国土の広さは日本の1.6倍もある。人口は三分の一の約4000万人。主な産業は農業である。 

TVの画面ではウクライナ国民がその旗を振りながら行進していた。そして建物にも掲げられている。それはここは「自分の国ウクライナ」という誇りと、自分の国を守ろうというシンボルにもなっている。中にはボディーペインティングや国旗を体に巻き付けて行進している人達もいる。

 そんな鮮やかな2色がいつも私の目に焼き付いているのだろう。国旗と同じような色に出合うとついガンミしてしまう。

 先日はある不動産屋の旗が目に入った。その色はあの国旗の色である。ウクライナを意識しているのではないだろうが、店の前にに立っていると目立つ。堀切峠ではエンジン付きのパラグライダーを楽しんでいる人達がいる。その中にこの国旗の色のパラグライダーの人を見つけた。他のどの人よりも目立つ。宮崎港のある倉庫はフェンスで囲まれているが、そのフェンスの色も同じ色である。私の孫も偶然同じ色のTシャツを着ていた。娘にそのことを伝えると「そう言われればそうだね」。とこれも偶然の出来事だろう。

 すぐ終わるだろうと思われた戦争が始まって4か月にもなる。まだまだ終わりそうにない。ウクライナの人だけではなく世界の全ての人が心配している。そして食料不足、物価の上昇、光熱費の高騰、何一つ良いことはない。このまま行けばどうなるか分からない。不安で一杯だ。とにかく早く終息して欲しい。地球全体が危機に面しているのに、戦争どこじゃないだろう。