先日日南海岸にある南郷にドライブに出かけた。南郷の道の駅近くにある山道を走っていたら、郵便ポストがぽつんとあるのが見えた。何故山の中にポツンとあるのだろう。しかも普通ある赤色ではなくブルーである。誰かいたずらしてブルーのスプレーで塗ってしまったのだろうかと近付いてみた。するとその横にはジャカランダの花が咲いていた。その色はブルーである。あっそうか、このポストはジャカランダ色に塗ってあるのだとその時気付いた。

 一方宮崎駅で丼物フェスティバルが行われた。県内の有名飲食店が工夫して丼を作り、1000円で販売するというイベントである。実にたくさんの出店がある。どれにしようか迷う程である。その中でも一番行列が出来ていた『けんちゃんスペシャル丼の店』に並んだ。暫くすると番号をよばれたので取りに行った。風に吹かれながら駅前の外のベンチで食べたがもの凄く美味しかった。その後駅に向かうと何か黄色の丸い形をした大きなポストが…。よく見ると宮崎名物の日向夏の形をしている。どうやら日向夏のPRを兼ねたポストらしい。

 青島には黄色いポストが海岸の砂浜の所に立っている。幸せの黄色いポストと呼ばれ、それは宮崎市が『文通で婚活』というアイデアで、このポストから相手に手紙を投函し結婚してもらおうという企画だ。

 今の若者は結婚したいのだが中々出会いの機会がないので出来ないというのが現状。宮崎市内の未婚率(20~49歳)は40%で半分近くが未婚である。その傾向は年々高くなっている。そんな事情なので色々出会いを市町村が合コンなどの企画をするが、思った程成果を上げていない。そこで手紙というアナログ的な発想で男女を結び付けたいということを考えたのだ。

 その方法としては20歳位以上の独身男女(県外もOK)を対象として登録してもらう。その内容を基にマッチングを行い、どのカップルがお似合いか判断しお互いに連絡をして文通をしてもらう。そしてその手紙を『幸せの黄色いポスト』に投函する。実際、数組のカップルが交際中で、上手くいくと近々ゴールインするかもしれないという。それにしても何故青島なのか?それは青島神社は縁結びの神様だからなのである。

 宮崎でもこれだけの色のポストがあるのだから、日本国中探せばもっとユニークな色のポストがあるのかもしれない。私は手紙を出すのが大好きなので、何百枚もの手描きハガキを手元に置き、その季節にあったデザインのハガキを出す。メールとはまた違った趣があり、友人には「ちょっと時代遅れですね」と言われるがそれで良い。時代遅れだからこそ味があるのである。