コロナ禍で時間があるので、TVを見る時間が増えた。元来あまりTVは見ない。どうしても見たい番組だけ録画して見る。そこで色々なことが気付く。

 先日ゴルフの試合をやっていた。すると司会者が「このパットが入ると優勝です。さてどうでしょうか?打ちました」。その瞬間カラスが「カー」。「入りませんでした。これでプレーオフです」。すると又カラスが「カー」。まるでカラスの森でゴルフをやっている感じがした。これがマスターズだとプレーの合間に野鳥の鳴声が時々聴こえてその雰囲気を高めるのが、カラスではどうだろう?あまり盛り上がらない気がする。BGMで野鳥の鳴声でも流したらどうだろう。

 あるタレントがCMをしていた。商品を手に取り、それを紹介する度に耳にぶら下がったイヤリングが揺れ商品の方に目がいかない。ある車のCMでは車の色が黄色なのにそれを紹介する女の子のスカートも黄色。ダブって見えるので、車よりスカートが気になった。

 廃線になった列車の特集をやっていた。その映像の年代表示は全部西暦である。西暦で言われても何かピンとこない。1963年廃線は昭和38年と表記してもらうと、その時代をすぐに思い出すことが出来る。だいぶ前、昭和の曲の特集があった時もその年代表示は西暦であった。しかし逆に私の世代は平成で言われるより、西暦で言われた方が分かりやすい。昭和表示は昭和生まれの人には分かりやすく、平成というのは平成生まれの人には分かりやすいのかもしれない。いずれにせよそういう風な番組の時は昭和・平成と西暦を両方とも表示してくれると助かる。

 朝ドラを観ていると、よく小道の風景が映し出される。植えてある木を見ると、その葉っぱは微動だにしない。外だったら風もあり少しは葉っぱも揺れるだろう。それを家内に言うと「うるさいわね!せっかく良い所だったのにあなたにはTVを見る資格なんてないわ」。そこで静かにTVの前を去らざるを得ないのである。TVを観ている私のひねくれた性格も困ったものだ。

 最近HSPという言葉をよく聞くようになった。日本語でいうと“繊細さん”という意味。周りの人が気付かない小さな変化を感じる人のことらしい。そういう人が五人に一人いるという。どうやら私もその五人の中の一人なのかもしれない。自分では全く感じないけど…。