数年前、ある美術館に行った時のことです。トイレに行きたくなり、トイレがある場所に行くと男女の表示が見つからないのです。どちらに入れば良いのか迷っているとようやくトイレのマークを見つけました。しかし普通、男性は青、女性は赤の表示になっています。ところが両方ともグレーで表示されているのです。

 仕方ないので様子を見ていると、左側から男性が出てきたので左が男性用と判断して入ったら男性便器があり、ようやく男性用ということが分かりました。

 そこの係員に何故そうなっているのか尋ねると、男性は青系、女性は赤系と分けるのは性差別というのです。それはある程度理解できるとしても、トイレに行く時は早く用を足したいので、誰でも分かる色にしてもらいたいなと思いました。

 先日平和台公園の駐車場横にあるトイレを利用しようと行くと、これもパッと見るとどちらが男性用か女性用か分かりません。一歩下がってみると青、赤の色分けがしてあり、左側が男性用ということに気付きました。慌ててトイレに駆け込んで難を逃れました。

 先日タイの学校のトイレの場面が放映されていました。それを見ているとトイレに3つの入口があるのです。何故3つも?2つで足りるじゃないのと首を捻っていると、タイ人は男性なのに女性と同じように化粧したり着飾っている人が多いので、そういう人達のトイレが必要なのだとレポーターが説明していました。

 因みに日本航空では、2020年10月1日より機内で使っていた「レディース&ジェントルマン」という呼びかけを止めました。その代わりに「オール・パッセンジャーズ(乗客の皆様)という言い方に変えました。

 その理由は、人間を男女で分けることが、性同一性障害などの人を差別しかねないので、中立的な表現が望ましいからだということだそうです。

世の中どんどん変わっていきます。