2020年8月、市内の生目にある宮崎ダイエーホークスの球技場横に6階建ての”宮崎市郡医師会病院”が建立された。180億円かけ、医師会病院以外にもすぐ横に災害時の避難所も出来た。これで宮崎市医療を含む防災網が完成した。今までの医師会病院は市内一ッ葉にあるイオンの目の前にあり、建てられたのが1984年である。それから36年して移転リニューアルオープンしたのだ。屋上にはヘリ―ポートがあり県内近隣からの救急搬送が可能になった。

 建物の横には検査センターもあり、人間ドックを受けられるようになっている。

 私は開業して36年間、毎年人間ドックの検診を受けている。人間ドックを受けるのが怖いという人も、時間がないという人も、受ける費用がもったいないという人も、面倒くさいという人も多くて、日本で健診を受けているのは半分以下だそうだ。

 受けると必ず結果が郵送されてくる。そのデーターは毎年悪くなる一方だ。体重は10kg以上も増え、血圧も上がり、コレステロール、中性脂肪なども高い。何一つ前より良くなっているデーターはない。その記録はファイルにされ、病院を受診する時の資料になっている。病気は早期発見が大切である。その時の資料となるのである。

 さて先日敷地の横の芝地に木が植えられているのに気付いた。高さ3m位で、横の立て札には”カラタネオガタマ”と書いてある。よく神社仏閣に植えてある小木で、書によるとその花からバナナの香りがする。私のクリニックの裏口にも植えてあり、確かに春に花が咲くとバナナの香りがする。そこで私は『バナナツリー』と勝手に呼んでいる。

 遠くから医師会病院を眺めると、何かリゾートホテルのように見える。勿論建物の中では医療スタッフが懸命に仕事をしている。一医師として医師会病院と協力して頑張っていきたいと思い、今日も仕事に励む。

 ※ 因みに病院の中からの景色も素敵で、リゾートホテルに泊まっている錯覚に陥る。紹介した患者さんの中には、退院したくないという人もいる位だ。