新型コロナウイルスというものが流行し、あっと言う間にマスクが店頭から消えた。昨年まではどこでも売っていたが全く手に入らない。中にはこれで一儲けしようと、とんでもない値段でネット販売していた人がいたが、それは禁止された。しかしどこへ行ってもマスクは手に入らない。

 当院でも中々手に入らないので、どうしようかと考えていた。すると末娘から50枚2800円でネットに出ているからそれを送るという。有難いと思って着くのを待っていた。2,3日後送り主の名前が書いていないしわくちゃの封筒が送られてきた。中を開けると娘がお金を振り込んだのか領収書が入っていた。しかしまだ何も届いていない。すっかり今流行りのマスク詐欺なのかと思ったら、それから2~3日後ようやく50枚入りのマスクが送られてきた。

 その後医師会から医療従事者用にマスクの配分があった。それも50枚のみである。ようやく100枚は揃ったがその数では全く足りない。

 すると今度は長女が水着の生地でマスクを作っている所があり、そこに30枚オーダーしたという。それが昨日送ってきた。確かに水着の生地で作られたマスクである。男にとっては美人の水着姿を思い浮かべ何となく色っぽい一品である。一枚500円。従業員に配ることにした。

 安倍首相も各家庭に1人2枚ずつ布マスクを配布すると突然宣言した。それが配られつつある。国民の声としてはそんなお金があるのならもっと新型コロナ対策そのものに使った方が良いという意見が多く挙げられた。アベノミクスに引っ掛けてそれはアベノマスクと言われた。

 今まではマスクして人と会話するなんてとんでもないと思っていたが、今やマスクをしていないと非国民扱いされてしまう。故にマスクが苦手な私にとって由々しき問題である。何故苦手なのか。それは元々呼吸器が弱いので、酸素が充分吸えないと息苦しくなるのである。それとマスクに顔を包まれるという閉所恐怖感があるのかもしれない。

 それにしても早く新型コロナウイルスが終息して、マスクなしでも大手を振って歩ける日が来ることを祈りたい。さてそれは一体いつになるだろうか?