久し振りに感動した。

 先週の日曜日、天気予報は朝から曇り時々雨。そこで久し振りにゆっくりと朝を迎えた。9時頃カーテンを開けると快晴。何ということだ。いつも晴れていれば6時頃には出掛けているのに、3時間も時間をロスした。慌てて出掛ける準備をした。と言っても何処に行くかは決めていない。車に乗る時にそれは決まるのだ。今日は天気が良いので南へと決め220号線を南下し日南を目指した。

 ここ何週も土日は天気が悪かったり、台風が来たりしていて出かけられなかったので、太陽に感謝した。さて運転しながら何処まで行くか?久し振りに“芋を洗う猿”で有名な幸島に行くことにした。海岸通りが崖崩れで通行止めになっているので、擦れ違うのも困難な山道をひたすら進んだ。するとようやく着いた。

 道路沿いに何かレストラン?かと思う建物がある。朝飯も食べずに出掛けたので早速入ってみた。10人も座れば一杯になりそうな小さい店である。1時を過ぎていたので、メニューはスパゲッティしかないという。仕方ない。それを頼んだ。スパゲッティはあまり好きではないので期待しなかったのだが、もの凄く美味しかった。

 話を聞くと宿泊も出来るという。しかも温泉もあるという。早速風呂に入ることにした。窓の外はジャングルの風景。風呂の湯は今まで入ったことのないような泉質である。極楽!極楽!と入った後、服を着ようとしたらGパンが履けない。水気をよく拭かないと履けないような感じなのだ。何度もよく拭いたがだめだ。結局ベンチに座ってGパンを履いた。

 その後その裏手のジャングルみたいな獣道を進んで行くと、目の前に広い砂浜と幸島が見えた。周りに人は誰もいない。まるでトムソーヤの世界に迷い込んだような錯覚に陥る。暫く海を眺めていた。

 その時「私は一体誰?」「これからどういう人生を送っていくのだろう」というような哲学者になったような気がした。本当に何か自分の「夢」の部分を見つけたような不思議な体験をした一日だった。又絶対に出掛けよう、そう思った。