今は18歳(昔は20歳)になれば、選挙権が与えられる。若い時はそういうものに興味がなく、選挙に行った記憶は殆どない。しかし結婚するとやはり生活に直結しているので行くようになったが、毎回ではなかった。

 ところが最近はどんなことがあっても一票を投じることにしている。仕事柄いつ行けるか分からないので、期日前投票をすることにしている。

 しかしいつも入口の所で不愉快になる。それは『何故期日前投票に来たのか』という理由を用紙に書かなくてはいけないからである。せっかく時間を作って行っているのに「何故投票日に来られないのですか?」と尋ねるのは失礼だろう。これを記入する人は殆どがそう思っているに違いない。

 今回の参院選挙前、『笑下村塾』という所が作った挑戦動画が話題になった。それは中高年の男女、つまりおじさん、おばさんが口角泡を飛ばして次のように言っているのである。

   ●若者達へ 選挙何ていかなくたって良い だって平和なんだから。●選挙?面倒でしょ?●若者よ 選挙に行くな!Twitterで政治の話をシェアして知った気になっているんじゃない?●年金が破綻する?関係ないわ。だって私は貰えてるもん。●教育の予算が減ってる?その分医療費に回してもらえるから有難いよ。●地球温暖化?20~30年先の話なんて知らないわ。●あなた達は政治家の不倫のニュースには熱心よね。でもあなた達は選挙には行かない。だから私達が政治を動かしているの。●あなた達若者は存在しない人。●いつまでも「ゆとり」「さとり」と開き直ってなさい。●若者よ選挙に行くな!私達は選挙に行く。

 これは元々若者を選挙へ行かせる為に作られた動画である。しかし端々に中高年の本音も垣間見えるのである。確かに声を上げないと政治は変わらない。しかし声を上げても変わらないことも知っているから投票に行かない。特に若者はそれを知っているから投票に行かない。

 しかし選挙は日本人としての権利と義務である。まずは投票所に行って一票を投じるべきである。そうでないと若者はどんどん将来肩身の狭い思いをし、又将来経済的にもやっていけなくなるだろう。本当におじさんは心配だ。