ここ2、3週間位体調が思わしくなかった。何となく疲れやすく食が進まない。街に出ようという気もなく毎日をボーッと過ごしていた。原因としては季節的なものもあるかもしれない。1日の温度差が激しく、その差が10℃を超えることも珍しくなかった。それと花粉症。これも4月には終わるはずなのだが、いつまでたっても鼻水が出て、側にティシュが手放せない。抗アレルギー剤を服用していても症状は治まらず、悶々とした毎日を過ごしていたのである。

 そこで木曜日の午後の休診の時間を利用してドライブすることにした。行先は南郷。日南市より南へ10km走った所である。幸いに快晴。日焼け止めクリームをたっぷり塗って出掛けた。久しぶりの潮風はやはり人間の五感を柔らかく包んでくれて実に良い気分であった。

 いつものように「南郷の道の駅」へ。するとジャカランダ祭りをやっていた。もうすっかりそんな季節だったのである。土、日はもの凄く混雑するのに、ウィークデイはそうでもなくて、何年か前はあまり花が咲いていない時もあったが、今年は見頃を迎えていた。

 一般的に花の色は赤、黄系が多い。しかしこのジャカランダは紫陽花、フジなどと同じように青紫色である。見慣れない色なので、やはり初めて見た時は感激する。しかし今回はちょうど満開を迎えていたので余計にそう思った。

 さて目井津港より1km位行った所に道路沿いに、大きな水槽があり、そこに金魚が沢山泳いでいる。そこを通る度に気になっていた。

 ちょうどその金魚の世話をしている年配の人がいたので、何故飼っているのか聞いてみた。すると孫が育てたのをそのまま引き続き育てているのだそうだ。その水槽で泳いでいる金魚たちを見ていると実に優雅である。時間というものを忘れさせてくれる。先日アートセンターで開催された『深堀隆介展』の金魚も凄かったが、それとは違いこれは動いているので迫力満点であった。

 夕方帰り着くと日焼け止めを塗っていたにも拘らず肌が痛い。しかし久し振りの気分転換で素晴らしい1日となった。ジャカランダに感謝だ。