毎年秋になると『イトコ会』が開かれる。今年で20回目。父方のイトコが全国から集結するのである。父は9人兄弟。しかもそれぞれが子沢山。長男は10人、次男は8人、三男だった父は8人という訳で沢山のイトコがいる。その数は私の兄弟を入れて50人近くになる。最高齢は92歳。東京からわざわざ駆け付けて下さった。まだまだ元気である。

 20年前に始めた頃は、皆で大分まで旅行したりしていたが、さすがに平均年齢が80歳位になるとそういう訳にもいかない。そこで今回は宮崎市内の宮崎観光ホテルの10階ラウンジで行うことにした。

 当日は快晴で、最上階のラウンジから眺める大淀川の水面はキラキラと光っていてとても綺麗だった。

  集まると不思議に思うことがある。それはそれぞれ個性的な生き方をしているのに、どこかお互いに顔が似ているということだ。考えてみればおじいちゃん、おばあちゃん夫婦から受け継いでいるDNAなので、当たり前といえば当たり前だが、やはり不思議に思う。

 たった一組の夫婦から9人もの子どもが生まれ、孫が生まれ、ひ孫、玄孫(やしゃご)まで入れると優に百人を超える。そこには親から子への「命のバトンタッチ」が脈々と繋がっている。

 我々、いとこ達も齢をとり、そろそろ自分の子ども達の代へバトンタッチの時代だ。しかし元気な限り続けていきたい「いとこ会」。