古稀は人生100年の始まり

 私の誕生日は10月26日です。毎年宮崎では今の時期、神武様のお祭りが開かれます。小さい頃から自分が生まれたのは神武大祭の日だと思っていました。誕生日の時期はいつも街中お祭りなのですから、そう勘違いしていたのも仕方のないことかもしれません。

 私は1949年(昭和24年)10月26日朝に生まれました。私の上には姉が6人、兄が1人いて私は8番目です。8番目の割にとても難産で、とても時間がかかったそうです。母子手帳には体重一貫目。つまり3800gあったと書いてあります。生まれる時から手がかかる子だったのでしょうね。

 父が私の1歳の誕生日の日の日記に「二郎、今日で満1歳となる。まだ歩けず言葉も何も言えぬ」と一行だけ書いてあります。父としてはあまり期待できない子だと考えていたのでしょう。それでもスクスク成長し、体だけは同級生より一回り大きく成長してきました。そしてもうすぐ生まれて69年になります。来年『古稀』です。

 そう思っていたら、古稀は69歳の時にすることもあるそうです。何故69歳の時にするのか調べてみたら、それは母親のお腹の中で1年近くお世話になったのだから、それを足すのだそうです。確かにそうですよね。母親の子宮の中で命が誕生し、それから1年いるのですから、生を受け確かに70年ということになります。勿論地方によって異なります。いずれにせよ、その時期に古稀を祝うという風習は大切にされていたのですね。

 10年前の還暦からあっという間に10年という月日が経ちました。これからいくと30年経ったら100歳。それを今からたった30年しかないと考えるのか、まだまだ30年もあると考えるのかは人それぞれだと思いますが、私はまだ30年もあると考えながら生きていきたいと思います。

 古稀の次は100歳と考えるのは図々しいかもしれません。しかし今や『人生100年』の時代です。今のうちに考えておかなくてはならないでしょう。