ほんのちょっとした“思いやり”というものに感激することがある。例えば、毎日1時間位自転車でサイクリングに出かける。行き先はすぐ近くの堤防である。そこまで行く時に自転車道というものがあり、交差点などで道を横切らなくてはいけない。自転車道と道路には段差が作ってある。それは水などが歩道に入らないように2cm位の段差がある。これが実際自転車を漕いでいるとガタンとお尻に響くのである。しかし所によっては段差がない所もある。

 そういう所を通る時は全くお尻に衝撃がないので、苦にならない。但しそういう所は10ケ所に1ケ所しかなく、その度にお尻にガタンとくるので、お尻をちょこっと上げることになる。

 さて、今使っているボールペンは三菱ペンシル。1.0mmボールの太さで“ユニボールシグノ”という製品である。これは太字でもの凄く書きやすい。ペン先がスイスイと進むのである。書きやすいので文章がスラスラと出てくる。ところがこれはキャップ部分しか色がついていない。だからペン先を下に入れると赤か黒なのか分からず、ペン立てから一々出して確認しなくてはならない。「そんなこと一々確認すれば良いことじゃない」と人は言う。しかし文章を書いている時はリズムというものがあり、それが壊されるとスムーズに文章が進まないものなのである。書きやすいボールペンだけにそれだけが残念である。

 自転車の段差も筆記用具についても些細なことである。何でそんなことで目くじらを立てているのだろうと思うかもしれない。しかしたったそれだけのことがその日の気分を左右するのである。

 因みに先日体重計を買った。体重以外に体脂肪率、筋肉量、BMIなども表示される。その最後にあなたの体重計で判断した年齢というのが出てくる。先日量った時に68歳という表示が出た。

 私は古稀を迎え70歳なのだが、1歳若く判定してくれたのが凄く嬉しかった。ほんの少しのことでイライラしたり、一喜一憂したりする。それが人間だということにその時気付いた。しかし次の日量ってみたら、71歳と表示された。クヤジー!