新型コロナでピリピリした世の中になった。店によっては入店時「代表者のお名前とご連絡先をお伺いしております」などと書いてあり記入しないと入れない所もある。又別の店では「県外からお見えの方は入店をご遠慮下さい」という張り紙がしてある。

 今までは気楽に入れた居酒屋だったのが、敷居が高くなっているのである。勿論これは新型コロナウイルス感染予防の為仕方ないのであるが、その張り紙を見ただけで暗い気持ちになる。そんなある日、新聞のチラシを見ていたら、あるスーパーのチラシが目に留まった。それには色々ダジャレを使った商品名がついていた。

 例えば『ビリーナンバン弁当250円』『ドラゴンいなりの鉄拳38円』『じゃかい卯の花て380円』『万年学生弁当399円』『羽交い絞め唐揚げ109円』『イキリ寿司290円』『のりのり弁当238円』などなど。どれもユーモラスで噴き出しそうなネーミングである。特に私達の世代は若い頃に“白いブランコ”という曲をビリーバンバンという兄弟デュオが歌っていたので、ビリーバンバンをビリーナンバンに引っ掛けたダジャレにはニヤリとした。

 こんな殺伐とした時だからこそユーモアが大切である。人間気持ちが暗くなったらユーモアで回りを明るい気分にしたい。そんな気持ちにさせるスーパーのチラシであった。