先日イトコ会が開催された。その際に何か出し物をと依頼された。そこで何をしようか考えた末に、弾き語りをすることにした。そこで久し振りにギターをギターケースから取り出してみた。

 そういえば昔はよくギター片手に歌っていたことを想い出した。そのスタートは高校時代。同級生とバンドを組み楽しんだ。当時は沢田研二のタイガース、萩原健一のテンプターズ、堺正章のスパイダースなどのいわゆるグループ・サウンズや、外国ではベンチャーズ、ビートルズなどが活躍していた。当時はギターケースを片手に歩いていただけでモテた時代だった。ましてやギターを弾けるなんて皆の憧れだった。だから当時の若者は皆ギターを練習して女の子にモテようとしていた。その為に同級生は殆どギターを弾くことが出来た。

 大学に入ると四畳半フォークというものが流行った。『神田川』『学生街の喫茶店』『戦争を知らない子ども達』といういわゆるシンガーソング&ライターブームである。新宿駅構内などは、週末になるとギターを抱え歌う若者で埋め尽くされるという熱狂ぶりだった。

 その後、何時でも何処でも弾けるようにとギターを何台も買った。それは1~2万円の安物で中古のいわゆる初心者向けであったが、素人の私にはそれで充分であった。それを室内インテリアとして飾っていた。その後開業したのを機に、忘年会のトリの出し物としてギターの弾き語りをすることにした。最初の年長淵剛の『とんぼ』を歌ったら大好評だったので、次の年から調子に乗って毎年やっていた。しかしその後はもう飽きられてしまい、誰も聴いてくれないので歌うのを諦めた。そのうちにギターはケースにしまわれたままになった。

 久しぶりにギターを手にすると中々左指が上手く動かない。それでもしばらく練習しているうちに少しずつ弾けるようになった。

 さて当日40人位のイトコの前で上手くいくかどうか不安だった。歌った曲は『無縁坂』『いちご白書をもう一度』『岬めぐり』の3曲である。まぁまぁ受けた。そこで又ギター弾き語りを再開しようと図々しくも思っている。その時はお声をおかけ下さい。いつでも出掛けて行き弾き語りしますから…。

 ※因みに写真は40年位前の27歳の時のコンサートの様子。