新聞を毎日広げて読む。その中にちょっとした面白い記事があるとそれをメモすることにしている。例えば

  • 宣伝用の時計は世界のどこでも殆ど10時10分を指している。何故か?それは大恐慌の米国で、ある店主の目に10時10分を示す針が目に留まった。それが人の笑顔に見えたというものだ。それでそれがあっという間に広がったという。確かに10時10分は人の笑顔に似ている。大恐慌だったからこそそれに気が付いたのだろう。(読売新聞 編集手帳 2020.4.27)
  • 秋田市のタクシー運転手の今井泉さん(74)は、客待ちの時に芝生で四つ葉のクローバーを見つけた。それを失恋した女性に手渡したら顔をパッと輝かせ「寄りを戻そう」。それを見て四つ葉のクローバーには人の心を明るくする力があると気付いた。そして四つ葉のクローバーを探し出し、自宅で栽培した。植えた中でそのまま四つ葉になるのは2割。年間3000本以上の四つ葉を育てているという。人を笑顔にする力が確かに四つ葉のクローバーにはあるのだろう。(朝日新聞 ひととき 2020.4.6)

 もう一つ四つ葉のクローバーの話。ある76歳の女性が、散歩中に四つ葉のクローバーを探すことを日課にしている。福岡市に住む24歳の孫娘が結婚式を挙げるので、出席者に手作りのクローバーのしおりを配るつもりだからだ。探し始めたのは2ヵ月前から。毎日2時間ほどかけて探す。なかなか見つからない日もあるが、そんな時はクローバーの花で冠や指輪を作る。見つけた時はとても気持ちがいい。孫の幸せと、世の中の平穏を願いながら、四つ葉探しを続けている。(読売新聞 私の日記から 2020.5.4)

  • メキシコに世界的に有名なビールがある。日本にも沢山輸入されていて、殆ど酒屋でも売っているビールである。その名を「コロナ」という。そういえば先日パーティーの会場に沢山のコロナビールが置いてあった。ちょうどコロナ騒動が始まった頃だったので、みんなで「このビールを飲んでコロナをやっつけよう」と言いながら飲んだ。今まで何回もコロナビールを飲んだことがあるが、それはいつもの味だった。そのコロナビールがコロナウイルスとネーミングがダブルので、前年比2割も米国では売れているというのに製造を見合わせているという。何とも可哀相なニュースである。詮をプシュと開け、レモンを8分割にして瓶の飲み口に差し込んで飲むのが通な飲み方だが、又それをしたくなった。(読売新聞2020.4.5)
  • 新型コロナウイルスの感染予防で児童生徒に学校でのマスク着用を呼びかけ、今や必ず着用しないと登校できない学校ばかりになった。それが始まった時に「マスクは白以外着用禁止」という校則がある所があった。確かに一般的にマスクは白である。昨年までは黒いマスクをしていると何か怖い感じがしたが、今年に入ってからは黒いマスクをしている人も増え、それにも慣れてきた。その上絶対的なマスク不足というのも手伝い、あまり色は気にしなくなった。又、手作りのマスクも増え、白にこだわらなくなったのもある。だから今やマスクであればどんな柄や色でもOKである。コロナによってマスクファションが変わったのだ。(宮崎日日新聞2020.4.16)
  • 盗んだサドル5800個。静岡の容疑男逮捕。大阪市のトラック運転手が各地を回りながら、行く先々でサドル窃盗を繰り返していた。話によると25年前からストレス解消の為にサドルだけを盗んでいたという。一つずつポリ袋に入れ保管していたというからよっぽど大きな倉庫を持っていたのだろう。それにしても何故?(宮崎日日新聞 2020.2.29)
  • 関西エアポートに犬専用トイレが設置された。それは愛犬と一緒に搭乗する犬向けに設けられたもの。水洗機能が付いた小便用のポールや、糞を捨てる汚物流し、シャワーや水飲み場も配置されている。まるでお犬様の為に作られたトイレである。残念ながら人は利用出来ない。(宮崎日日新聞 2020.2.11)

 このような本当に記事としては小さいのであるが面白いのが沢山ある。だからやはり新聞斜め読みはやめられない。