近くの店で鈴虫を売っていた。オス、メスがペアになっていて210円。そこでオス、メス5匹ずつ買って来た。透明のケースに土を入れ、割り箸に茄子やキュウリを串刺しにして中に入れた。しばらくすると「リーン、リーン」と美しい鳴き声を聴かせてくれた。
又、1匹15円の小赤という金魚も10匹買って来た。夜店などの金魚すくいでおなじみの金魚である。水槽に泳いでいる姿は、本当に涼し気である。
2つとも病院の外来の待合室に置いてある。お母さんに連れられて来る小さな子供達は、その鈴虫や金魚を見て大喜びだ。
元来、子供は動く物に興味を持つ。まだ生まれて数ヶ月の赤ちゃん達は、診察室の天井からつり下げられた風鈴をじっと見つめている。
鈴虫や金魚はそんなに高価なものではない。是非自宅で飼い、親子で楽しんで欲しいと思う。きっと子供達も喜ぶはずだ。