ある統計によると、夫婦とも100歳を超えて長生きする確率は600万分の1だという。今、日本では年間70万組位が結婚するそうなので、それからいくとおそらく夫婦とも100歳超えている人は全国に100人もいないのではないだろうか。
NHKの番組で『百才万歳』というのがあるが、夫婦揃って100歳というのは一度も見た事がない。ある詩人はこう言っている。「一緒に歳をとろう!最上のものはまだ先にある。人生の最後、その為にこそ最初はつくられた」。夫婦共に100歳を超えた人達の一言集が載っていた。そのいくつかを紹介しよう。
「誰か一緒にいる人が必要なんだよ」「最高のものはもっと先にあると思ってきたわ」「気づかんうちに、いつの間にか百歳を過ぎていたというもんだよ」「1つだけ言える事は座り込んじゃダメっていうこと。前進すること、刺激を求めることよ」「医者には近付かず、ジャンクフードをたらふく食べることだね」。
いずれも100歳以上を生き抜いてきた人達の言葉だから重みがある。
私達の場合、今年還暦で60歳。100歳まであと40年。たった40年とみるか、まだ40年と考えるか、今思案中である。(もっとも100歳まで生きるという保証はないが…)