新型の体重計を買った。別に欲しかった訳ではないが、デザインと色が気に入ったからだ。しかも体重以外にも色々計ることが出来るようになっている。
今日のDATA
・体重 87.1kg ・体脂肪率 24.0 ・内臓脂肪 20
・骨格筋率 31.4 ・BMI 28.4 ・基礎代謝 1873
・体年齢 66歳
最近は空前のダイエットブームだ。方法は様々だが、大きく分けると次の四通りに分けることができる。
- 食事療法、低カロリーのもの使うのがコツ。数えきれない位のダイエットブックが出ている。
- 運動によるもの、ジョギング、ウォーキング
- サウナ、エステ、温泉など熱を放散させることで水分を絞りだす。
- ヨガや鍼による東洋医学を取り入れたもの。
ところが、その多くは「3日で3kg痩せた」「1週間で何10kgダイエットに成功」などという短期間で痩せる方法だ。実際短期間に体重を減らすことはあまり難しいことではない。人間の体重は約60%が水分。体内から水分を追い出せば簡単に体重を減らすことが出来る。例えばサウナに毎日入り水分制限をする。激しい運動を1時間する。利尿剤などを用い脱水寸前まで水分を追い出せば1~2日で5kgの減量など朝飯前だ。しかし、2、3日もすると元の体重に戻る。
本当のダイエットというのは週単位ではなく、最低月単位で経過を見ていかなくてはならない。
ダイエットの基本はいかに体内の脂肪を追い出すかということにある。例えば脂肪1㎏を消費しようとすると7200kcalも必要だ。それはフルマラソン3回走ってしてようやく消費されるエネルギー量で、一日一万歩の運動量はたったの300カロリー。つまり実に24日分つまり24万歩=192kmを歩いてようやく達成される。
ダイエットのまず第一歩はまず脂肪をいかに効率よく消費し、しかも体にいかに取り込まないようにするかである。ということは痩せようと努力をすると同時に、何故体重が増えたかという原因を探る必要もある。
そのためにはまず自分の一日の行動チェックと食事記録をつける必要がある。そうすればその中に肥満の原因が隠れているのが分かるという訳だ。
男性の場合、例えば食生活での次のようなことをしてないかチェックしてみる。
- 時間に追われた生活で「早食いの習慣」がついていないか。食べて満腹と感じるまでは約20分かかるので、その間にカロリーオーバーしてしまう。
- 時間を有効に使おうと新聞を読みながら、テレビを見ながら「ながら食い」をしていないか。食べること以外に集中するとカロリーオーバーになる。
- 朝忙しくても朝食は絶対抜いてはいけない。又「まとめ食い」これもいけない。力士たちは1日2食のまとめ食いをして体重を増やしているが、まさにその方法を実践していることになる。
- 寝る前にちょっと1杯。ついでにおつまみでチビリチビリ、その後お腹が空いてくればカップメンでも作って食べるという「寝る前ドカ飲み食い」。いずれも肥満の原因となる。
女性の場合には男性と違って次の4つの注意が必要だ
- 買物に行った際、安売りをしているからと余計に買い込まない。腹ペコペコで買物に行くとつい買い過ぎることがある。だから飴玉を一つ口に放り込んで出掛ける。
- 買ったものはすぐに冷蔵庫や棚にしまう。目の前に置きっぱなしにしてあるとつい手が出てしまう。
- 家族で食べる場合、料理はなるべく各々の皿に盛る。大皿に盛るとどれ位食べたか分からない。
残りものが出ないように少なめに作るのが一つのコツだ。もったいないと残りものを食べるのが一番いけない
- 食事を作っている時、味見はなるべく少なく。一日三食きちんと食べる。おやつなども朝から決めておき、袋から直接食べないで一度皿に盛りすぐにしまう。なるほどとうなずく人も多いことだろう。
ダイエットの効果的な運動とは激しい運動はだめ。ウォーキング、ジョギング、自転車、水泳などが良いとされている。一日30~60分、週に最低3回、あるいは一日おきにするのが理想的だ。
体脂肪は男性で25、女性では35を超えると肥満と断定される。私の場合、BMIは28.5で高めだが、(標準は18.5~25)、体脂肪は正常である。しかしもう少しシェイプアップしてみたいと毎日1時間サイクリングしている。
そして何より嬉しいのは、体年齢が66歳だと出たことだ。実際は71歳なので体は5歳も若いということになる。益々この体重計が気に入った。