私は写真を撮るのが趣味なので、沢山写真を撮る。それをすぐにアルバムに貼ればいいのだが、つい撮りっぱなしになって、そのまま引き出しに入れて置いたり、段ボールに入れっぱなしにしてある。それが何年にもなるので、それはいろんな所にバラバラになり、しかも日付が入っていないので、どういうふうに貼っていけばいいのか分からず、今まできた。しかし、そろそろそれをアルバムに貼っておかないと益々分からなくなるので、貼る事を決心した。
10年以上前のものは見つからない物があるので、ここ4年位の間に撮った写真を整理する事にした。ただそれを貼っていくだけでは整理した事にならない。そこでまず私自身のプライベートの写真、家族の写真をアルバムに。次は私が撮りためた風景などの写真、それと孫の写真の3種類である。子供が小さい時はいろんな所に行って、写真が沢山あった。しかし5人の子供が成人を迎えたら、ほとんど家族で行動するという事がなくなり、写真を撮る事も少なくなった。それに代わって、孫の写真は1日に何十枚も撮る。それはやはり可愛いからである。
さて、昔の写真はフィルムで撮っていた。一番多く撮れる枚数は36枚。だから沢山撮ったとしても、36枚しか撮れない。ところが今は、デジカメの時代である。デジカメで撮ると5~600枚も撮れるのでる。デジカメで撮った写真を初めてプリントしてもらった際、とんでもない事が起こった。というのも、フィルムと同じ感覚で全部プリントしてもらったからだ。
写真屋から渡されたプリント写真は、厚さが10cm位もある。請求書を見たら何と1万6000円。目玉が飛び出るくらいビックリした。今までは現像代入れて、どんなに高くても2000円だったのだから、驚くのは当たり前だ。中を見ると何と500枚近くある。それも連写で撮っているので、ほとんど同じ様なポーズである。しかも失敗したのもプリントしてある。それからは沢山撮って、失敗したのは削除しながら撮っているが、5~6割は削除になってしまう。但し500枚位撮れるので、カメラの中にカードを入れ、2年位はプリントしないという事になり、又プリントして整理するのが大変なのである。
私には2人の孫が居る。3歳の『凜花』。もう1人はもうすぐ1歳になる『結花』。「孫は我が子より可愛い」とよく言うが、その通りである。というのも1日中ずっと見ている訳ではない。機嫌がいい時だけ相手をし、ぐずったら息子夫婦に押し付ける。だからいい所取りなのが孫なのである。よって本当に沢山の写真を撮る。
初孫の凜花のアルバムはもう10冊近くある。1年で3冊のペースである。それはあまりの数で何処に置こうかと思案中である。孫が嫁になるのは20数年後。それまで一体何冊になるのだろうか。それを考えると、専用の本棚を買わないといけない。ちなみに我が家の結婚してからのアルバムは30冊以上もある。そう、やはり私は写真大好き人間なのだろう。