孫が通っている保育園の保育士さんの話を聞くと、園児に対し一昔前と全く気の遣い方が違うと言うのです。それは食べ物のアレルギー。入園時に細かくアレルギーを起こす食べ物を聞いて対処しなくてはいけないとのこと。そういえば孫は色々調べてみると、ピーナッツとソバアレルギーでした。そこで節分の豆まきの日は参加しませんでした。それとうどん屋にも行ったことがありません。それは、うどん屋は蕎麦と同じ釜で茹でるので、うどんを食べてもソバアレルギーが出るからだというのです。

 最近、親が食べ物を購入する時に、値段より先にまず中にどんな成分が入っているのかを調べる人が増えています。そんな時代になっているのです。私が小さい頃はそんなことを考えもしませんでした。

 小さい頃は大淀川でよく遊んでいたのですが、列車が鉄橋を渡り始めると、その下に駆け寄って「天の恵みだ」と呼びながら大きな口を開けるのです。当時列車は全てトイレが垂れ流しのボットントイレでした。だからトイレに入ると壁に“停車中は絶対に使用しないで下さい”という張り紙がしてありました。つまり我々が天の恵みと言っていたのは乗客のおしっこだったのです。そんなことをしていたので、自然に免疫力がついてアレルギーなども起こりにくくなったのかもしれません。

 それにしても今考えるとぞっとします。「天の恵み」なんて洒落た名前、誰が名付けたのでしょうね。当時の男の子は殆どこの洗礼を受けているはずです。だからアレルギー知らずの丈夫な体になったんですよ!そう、まさに「天の恵み」に感謝です。

 因みに宇宙飛行士達の飲料水は乗組員のおしっこをろ過したものです。それも自分だけではなく乗組員全員分が混ざり合ったものを飲むのです。そう考えればおしっこが少し口に入ったくらいでは気にしなくても良いのでは?そう思うのは私だけでしょうか。

 さて、皆さんの御主人は自宅のトイレで小をする時に立ってしますか?それとも座ってしますか?

 因みに今日本人男性の55%が立ってする派、45%が座ってする派だそうです。座ってする派が思ったより多いと思いませんか?私なんか絶対に立ってする派です。でも今ではそう言う人も少なくなりました。立ってするとどうしても回りに飛び跳ねるのは知っていますよね。ある統計では、1日に便器外に平均2300個飛び散っていたそうです。それであの嫌な臭いがするのですね。

 自宅で「俺は絶対に立ってする!」と夫が宣言すると「じゃ、あなたトイレ掃除して下さいね」と三行半を突きつけられる。それで夫も渋々座ってし始めるのだそうです。私の家の場合、家内がトイレ掃除大好き人間ですから良いのですが、(もしかしたらそういう振りをしていて、心の中で私がすれば良いのにと思っているのかもしれませんが…)もし家内がしなくなったら、もうトイレは直ぐに悲惨な状態になることでしょう。

 しかし座ってしても便座の裏に1日1400個も跳ね上がるそうです。つまり“立ってしても座ってしてもやはりトイレは汚れる“ということでしょうか。因みに行きつけのバーのトイレの中に『男性の方へ、小の場合は座ってして下さい』という張り紙がしてあります。立ってする派の私は、その店に入る前にトイレを済ませて入ります。どうしてもトイレに行きたくなったら会計を済ませ、そそくさと帰るようにしています。だって座ってすると慣れないので余計に回りを汚してしまうような気がしますので…。